2024年1月26日に中国・四国コージェネレーション・地域エネルギーシステム協議会において「カーボンニュートラルに貢献するバイオガス発電」というテーマで講演いたしました。
本講演は、四国ガス株式会社様からの依頼で中国・四国の都市ガス事業者が参加される協議会において講演したもので、ガス事業者をメインに経済産業省四国経済産業局、愛媛県、今治市他中国・四国の地方公共団体、金融機関、IT企業等幅広い参加者がありました。
講演では、廃棄物の収集運搬を行う(有)きたむら運送、バイオガス発電事業のTtkエンタープライズ(株)、堆肥化事業の愛媛有機農園(有)の3社で形成される企業グループの名称「TKS Loop Company」とその組織図、それぞれの事業内容について説明しました。
そして、バイオガス発電に取り組んだ経緯とバイオガス発電プラントの各設備について具体的に解説しました。特に、プラント稼働時からのプラント運営上のトラブルと対処法については、稼動当時、まだ全国的にバイオガス発電を稼働させているプラントはごく僅かで、したがってベンチマークとなるものがない中、試行錯誤をしながら、協力企業の協力を得て、自社にてノウハウを積み上げていった過程を説明しました。
最後に、「当社の今と今後」という内容で、バイオガス発電事業や堆肥化事業において「カーボンクレジット」化を推し進めることによる「カーボンニュートラル」に向けての当社の展望。現在行っている「発酵残渣」の農地還元による地域への貢献と液肥の輸出による消化液の再資源化。そしてこれらを発展させていく中での雇用の創出と他企業様とのSDGsへの取り組みについて発表しました。
本講演で、当社（TKS Loop Company）の事業を知って頂く有意義な機会を提供して頂いたことに対して、中国・四国コージェネレーション・地域エネルギーシステム協議会様、四国ガス株式会社様に感謝するとともに、地域活性化、カーボンニュートラル、循環型社会に寄与した大変素晴らしい事業であるというお声も参加者様から頂き、今後の励みになりました。
